きらきら星と

シュール

傷つきたくない

責めるわけではない。そもそも私自身も身動き取れなかった。けれど状況は、信じられなかった。私にはふたつの答えが用意されていた。自ら選んで私の前から居なくなったか、選ばずに居なくなったか。もしも嫌いになったのなら、理由を言ってくれるはずと信じていた。何も言わないなんてこと、ない。
そんなのわたしの甘えた希望。実際に過去の私が何をしてきたか思い出してみれば説明するほどの関係性で無かったという結論にたどり着く。それならそれでいい。説明の必要もない関係だったとしても、生きていてくれる方がよほどいい。死んでしまっていたらと考えるとぞっとしたから。
私が願うことではないけれど、幸せで生きていてくれたらいいな。だれか優しい人に優しくされていたらいいな。
シンプルに書くとこうだけれど、しつこく書いたら本1冊くらいになる。
だから、LINEが届いていて、心臓が痛かった。生きていてくれてよかったと勝手に思った。今までの感謝の気持ちを送ろうかと思ったけれど、やめた。重たいだけだし、そんな気持ち必要ないから。わたしが出来ることはそういうことじゃない。なきごとも言わず一年を生きて、明日も生きる。
嫌な生き物になりたくないし、ひとりで傷つくことに耐えられないから自分のために返信をしませんでした。失礼だったと思います。
感謝しています。
ありがとうございました。

星野です 不惑の年を生きます